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いのちを愛でる

2018年04月18日

先週の土曜日の午後、3年生の女子2人が
何やらパニック気味に教員室にやって来ました。
1人の手には何かモゾモゾと動くものが。

「先生!どうしましょう!」
「助けて下さい!」

何事かと思い、その手元に目をやると、

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なんと、まだ目も耳も開いていない子猫でした。

女子寮の裏手にある古いコンテナ辺りで

ミーミー鳴いていたというのです。

 

母猫も他の子猫も見当たらず、弱っていたため

猫飼いの教員のもとに急いで連れてきたとのことでした。

 

すぐにペットボトルにお湯を入れ

即席湯たんぽを作り、

子猫用の粉ミルクと哺乳瓶を買いに走りました。

 

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吸う力も弱く、体中にノミがいます。

保護した3年女子2人によって「藤原ヨシコ」と名付けられたこの子猫。

(ちなみに、この時点で性別は分かりません。)

こちらも飼ってあげたいところですが、

既に複数飼っていたりと、余裕もありません。

さて、どうしよう・・・。

 

すると、その日誕生日だったN先生。

誕生日にフッと現れた小さな命に運命を感じ

一先ずその日は預かることになりました。

 

こんなに可愛いと、ひと目見ただけで愛着が湧いてしまいます。

野良猫の平均寿命は3〜4年です。
それと比べて、家猫の寿命はどんどん伸び、
今では15・6年とも言われています。

「可愛いから」「猫が好きだから」という理由だけで安易に飼う事は出来ません。

動物を飼うということは、その命の最後の日まで責任を持つということです。

それを十分知っているからこそ、N先生も即決はしませんでした。

 

子猫のお世話は本当に大変です。

今この子猫は、朝N先生と共に出勤し、仕事中は教員みんなでお世話をしています。

休み時間の度に生徒もやって来ます。

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自習時間終了後には、寮に帰る前にひと撫でしに生徒達がやって来ます。

女子がワァっと子猫の入った箱を取り囲むその後ろで

猫好き男子達が遠慮がちに見ています。

女子寮は男子寮よりも点呼が5分早いため、

嵐のように女子が去った後、

「やっと触れる〜」と男子がメロメロ顔で子猫と戯れます。(笑)

 

すっかり本校の新しいアイドルとなった「藤原ヨシコ(仮名)」。

正式にN先生の家族となりました。

ちなみにオスということが病院で分かったのと、

ヨシコという名前が、N先生ととてもゆかりのある方のお名前と同じだったため、

新しく、「コタロウ」という素敵な名前が付けられました。

この小さな命から、生徒達も何か学んでくれたらいいなぁと思います。

 

さて、ここで1つ告知をさせて下さい。

沖縄の野良猫ちゃん達を撮った映画、「Nyaha!」。

その映画のプロローグ編 「Nyaha! Part #0」が、沖縄国際映画祭の

特別招待作品として上映されます。

昨年度アート部で参加したやんばるアートフェスティバルでお世話になったご縁で

その映画のテーマ曲、「ニャハ!のテーマ」のレコーディングに

本校の3年生が2名、参加しております。

レコーディングの様子も映像として流れるようです。

詳しくは、こちらをご覧下さい。

 

映画もコタロウの成長も楽しみです♪