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パイオニア(開拓者)として

2014年06月07日

寮生活というと、皆さんどんなイメージをお持ちですか?

一緒にお風呂に入ったり、ご飯を食べたり

遊んだり、勉強したり、ちょっと規則も厳しくて

家にいるのとは全然違うと思っていらっしゃる方が多いかもしれません。

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沖縄三育中学校の男子寮は

3人〜4人のお部屋で、1年生から3年生までの子どもたちが

一緒に生活します。

もちろん、起きるのも寝るのも一緒

家族のように暮らします。沖縄三育中学校で何が一番楽しい?っと生徒に聞きますと

「寮生活が一番楽しい!」という答えが一番多く聞かれます。

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寮の玄関を入って、まず目につくのが、壁に飾られた歴代の写真。

もう色あせてしまっているものもありますが

この寮で暮らした生徒たちの写真が飾られています。

H先生やN先生は卒業生ですので、この写真の中に

中学生時代の先生たちを見ることができます。

 

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寮生が集まれる部屋には、寮生が一人一人メッセージを書いた

「人」という文字が飾られています。人とのつながり、絆の重さを

実感できるのが、寮なんです。

 

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ホワイトボードには、「一人一人が開拓者(パイオニア)になる」と

書かれていました。

 

寮生活では、自分のことは自分でできるようになるという

洗濯をしたり、掃除をしたり、自分の持ち物を畳んだり、管理するという基本的な

自立への目標がありますが、それだけではありません。

 

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これは、生徒が寮に対する自分の思いを書き、舎監長に提出した

メモです。

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寮生全員が、一人一人、びっしりと自分の思いを書き綴っています。

男子寮の理想像、あるべき姿とはどんなものかを考え

どうすれば、この寮を良くしていく事ができるか、それぞれ自分なりの

意見をまとめています。

 

印象的なのは、寮を良くしていくためには、正しいことをやるだけでなく

正しいことを伝える勇気も必要だということに寮生が気づいているということ。

 

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見て見ぬ振りをしたり、人の見ていないところでは行動しなかったり

自分には関係ないという態度をとった時点で、もう人としての成長はない。

 

友だちに、こうしてほしいというのは、時には難しい事もあるけど

本当の成長というのは、ただ人をほめて、誰とでも仲良くして、

本当は嫌な事もあるけど気にしない振りをする、

そんな表面的な人間関係を築いていく中にあるのではなく、

時には、言い争ったり、意見の違いに悩んだりすることの中にあります。

 

より高い目標を目指す時、必ず、摩擦があります。

その人と人の違いを受け入れ、自分の意見をしっかり持つこと

そして、相手に自分の意見をしっかり伝えていく

そこにパイオニアホールの真の成長があります。

そして、それが、舎監長の思いです。

 

沖縄三育中学校の男子寮は「パイオニアホール」という名前です。

「パイオニア(開拓者)」と呼ばれる人たちは

時として、人から嫌われる勇気も持っていました。

物事を変えていくには、人との違いを恐れない心が必要です。

そして、違いを受け入れる心があります。

 

この1年を通し、パイオニアホールの寮生一同

真の「パイオニア」になるため、進んでいきます。

 

男子寮